2008.11/2~2009.1/11 中国・内モンゴル自治区博物館所蔵 チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展
モンゴル帝国は、成吉思汗―チンギス・ハーンが1206年に建国した遊牧国家です。13世紀後半、子孫のフビライ(元の初代皇帝)の時代になると中国全土だけでなく南はベトナム、北はモスクワ、西は地中海までの世界最大の領土を支配しました。2006年から、建国800年を記念してモンゴル共和国で大掛かりなイベントが開催されており、日本国内でも『蒼き狼、地果て海尽きるまで』『MONGOL』の映画の公開や、堺屋太一の「世界を創った男チンギス・ハン」が新聞連載されるなど、今なお私たちに興味と話題を与え続けています。しかし、謎に包まれたチンギス・ハーンの生涯と世界最大のモンゴル帝国を紹介した本格的な展覧会は、今まで日本国内では開催されたことがありませんでした。
今回、モンゴル帝国に関する美術品・文物資料等1万余点を所蔵する中国内モンゴル自治区博物館の協力により、大草原を支配した遊牧民族の足跡と生き様を辿ります。
会期
平成20年11月2日(日) ~ 平成21年1月11日(日)
会期中の休館日 : 11月12日(水)、12月10日(水)、
12月27日(土)~平成21年1月1日(水)
会場
奥田元宋・小由女美術館 企画展示室1~3
開館時間
10:00 ~ 18:00
11月13(木)・14日(金)、12月13日(土)、 平成21年1月10日(土)は
22:00まで開館時間を延長
入場料金(常設展+企画展の観覧)
- 一般 : 1,200(900)円
- ペアチケット〔一般男女のペアのみ〕 : 2,000円(2名分)
- 高校・大学生〔学生証の提示が必要〕 : 600(400)円
- 中学生以下 : 無料
※( )内は20名以上の団体および前売り料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者健康福祉手帳をお持ちの方は観覧料無料
展示構成
1.チンギス・ハーンが登場するまでの中国古代北方草原遊牧民族である東胡族・匈奴族・鮮卑族・突厥族・契丹族の五部族の装飾品を中心とした出土品
2.チンギス・ハーンが遊牧諸民族を統一し、モンゴル帝国を建国、遠征と同時に政治・文化の交流を図った証となる文物
3.最大の領土からモンゴル高原に縮小された明・清時代までの装飾品を含む生活用品
以上の三章構成で、120件(約180点)の文物
(内、中国のいわゆる国宝に相当する一級文物約40点含む)を展示し、
モンゴル帝国の変遷と遊牧文化を紹介します。
イベントなど
学芸員によるギャラリートーク
「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」の展示内容を
展覧会担当学芸員がご案内いたします。
日時:12月6日(土)、12月20日(土)、2009年1月3日(土)… 11:00より開始
企画展観覧チケットをご用意の上、企画展示室第1会場(3F)へお集まりください。
主催
財団法人奥田元宋・小由女美術館 中国新聞社 中国放送
後援
中国大使館 NHK広島放送局 広島テレビ 広島ホームテレビ テレビ新広島
広島エフエム放送 三次ケーブルビジョン 三次市 三次市教育委員会
協賛
株式会社広島三次ワイナリー https://www.miyoshi-wine.co.jp/
協力
中国・内モンゴル自治区博物館 日本航空
監修協力
早稲田大学学術院教授 吉田順一
企画・制作
東映株式会社 https://www.toei.co.jp