月の案内人「EDO」さんからのアドバイス 【満月4月13日(日)】
皆様如何お過ごしでしょうか
いよいよ4月の満月が明日(4/13)になりました。
天気も気になるところですが、だいぶ満月観望をしやすい季節になりましたね。
4月の満月は「ピンクムーン」とも呼ばれるそうです。
もちろんお月様の色が本当に変わってしまうわけでは無いのですが月の出や月の入りのあたりでは、たしかにお月様の色が大気のかすみの影響などで赤っぽく見えるように思います。
また、このシーズンだと桜の色を連想してしまいます。
写真を撮影されるときには、月の出あたりの月の高度が低い時を狙う方も多いと思いますが、まだ桜が咲いていれば、お月様と桜を一緒に撮影される方も多いでしょう。
場所によっては桜は散っているかもしれませんが、あきらめることなく桜の散ったあとの木の枝、葉が出始めとお月様の写真にも挑戦してみては如何でしょうか
春の風で揺れる葉桜に見え隠れするお月様も「いいものだなあ」と思っています。
月の出はご覧になる場所や山や建物に影響されて異なるのですが18時58分頃、ま東より少し南の東南東からです。
「乙女座」という星座で輝いており、すぐ近くには乙女座の1等星のスピカが輝いています。
西の空には木星が明るく輝いてどちらも見やすいので、合わせてご覧になっては如何でしょうか
そして月の入りは翌日、月曜日の朝5時31分頃。西南西方向に沈んでいきます。
余談ですが、現在企画展中の白洲次郎氏と白洲正子さんの住まわれた武相荘に一度行ったことがあります。
周囲をうっそうとした木々や竹林で覆われていましたが、木々の隙間からみるお月様は良さそうだな思った記憶があります。
お二人もおりにつけお月様を見ながら思案されたのではないかなあと思いました。
白洲次郎氏と白洲正子さんのお墓は兵庫県三田市の心月院というお寺にあるそうで、偶然と思いますが「月」と文字が入っているだけで、きっとお二人はお月様が好きだったないかと、妄想しています。(あくまで妄想です)
「白洲次郎と白洲正子 ふたりの暮らした武相荘」展は4/15までと残り少なくなりました、こちらもよろしければ是非どうぞ。
月の案内人「EDO」