令和3年度　展覧会のご案内

田中一村展　奄美へとつづく道

【3/26(金)～5/5(水・祝) 】

中央画壇を離れ，移住した奄美大島で亜熱帯の植物や動物を描きながら独特の世界を作り上げた孤高の画家，田中一村。一村芸術の円熟期とされる奄美時代の作品を交えながら，初期から晩年までの作品の数々で構成し，その奥深い芸術を紹介します。

原田治展「かわいい」の発見

【5/13(木)～6/2７(日) 】

1970年代後半から90年代にかけて爆発的な人気を博した「OSAMU GOODS」の生みの親，原田治。シンプルな描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちは，日本の”かわいい”文化に多大な影響を与えました。没後初の全国巡回展となる本展では，広告・出版・各種グッズなど多分野にわたる作品を中心に原田治の全貌を紹介します。

シルバニアファミリー展

【 7/8(木)～9/5(日) 】

1985年，エポック社から発売されたおもちゃの「シルバニアファミリー」は，9種類の動物の家族，1つの家と11種類の家具というシリーズで誕生，そのかわいさは女の子だけでなく大人をも魅了しました。世界累計販売は人形で　1億5,000万体以上にものぼっています。本展では人形をはじめ，お家や家具など国内で販売された約1,000点以上を一堂に公開します。

ホキ美術館　名品展

【 9/16(木）～11/3(水・祝）】

ホキ美術館は日本で初めての写実絵画専門館として2010年，千葉市に開館しました。本展では同館コレクションから日本写実絵画の第一人者・森本草介をはじめ，写実界をリードする野田弘志のほか，中堅など若手の幅広い層の作家によるリアリティあふれる写実絵画を展示します。

藤井フミヤ展

【11/11（木）～1/16(日) 】

ミュージシャンとして長年にわたり活躍し続けている藤井フミヤは1993年にCGアーティストとして個展デビューし，絵画制作なども手掛けるようになります。2003年以降は画家としての活動を休止しましたが、2019年長い沈黙を破り東京での展覧会を開催し再び脚光を浴びました。本展では、2020年～2021年制作の新作を含め、CGアートや切り絵、貼り絵など，多様な表現を用いた珠玉の作品約100点を紹介します。

※「令和3年度　展覧会のご案内」で、常設展、満月夜間開館日、休館日を含めた情報はこちらを「令和3年度　展覧会のご案内」