入賞作品8点決定!!
第6弾【奥田元宋・小由女美術館Instagramフォトコンテスト「自慢の満月フォト2023秋」】として2023年9月29日から11月30日まで満月写真を募集しました。
応募数は142作品!!沢山のご応募をいただき誠にありがとうございました。
本当に素敵な写真ばかりで、美術館一同とても嬉しく思っております。
入賞者8名の作品とInstagramのアカウント名を次のとおり発表します。
入賞おめでとうございます!
次回の開催はホームページ・SNS等でお知らせします。
【入賞者一覧】
- 奥田元宋賞
- 奥田小由女賞
arupa7216 様
- 三次市長賞
823.aykhka 様
- 三次市教育委員会教育長賞
nkn_photo_ 様
- 理事長賞
ziggy_star.kids 様
- 館長賞
h.shh92 様
- 審査員特別賞(遠藤湖舟)
pose0301 様
- 審査員特別賞(繪堂晃 )
yasuki_photo_ 様
【審査員】
- 三次市長
福岡誠志
- 三次市教育委員会 教育長
迫田隆範
- (公財)奥田元宋・小由女美術館 理事長
黒瀬眞一郎
- 奥田元宋・小由女美術館 館長
松原 香織
- 写真家
遠藤湖舟
- (一社)日本天文教育普及研究会 会員
繪堂晃
受賞作品・審査員講評・総評
【奥田元宋賞】
otomisan0331 様
審査員講評
力ある良い作品ですね。審査員特別賞(遠藤湖舟)にしょうかとも迷いました。雲がなかったら、建造物との単なる組み合わせで終わっています。月の撮影では、「雲があったらチャンス!」と思いましょう。
(遠藤湖舟)
【奥田小由女賞】
arupa7216 様
審査員講評
舞歌「紫の 雲の中より 現はれて 八つ幡雄々し あれをこそ見よ」神様の御心を慰め和らげようとする舞だそうで、なかでも「衣」の神様に感謝する舞だそうですね。
私たちの周りのたくさんの神様、八百万の神様に感謝を捧げることは、なんだかとても幸せな気がしませんか。
(繪堂晃)
【三次市長賞】
823.aykhka 様
審査員講評
夜になって誰もいなくなった遊具って不思議な感じがしますよね。そんな夜の公園も普段は怖いのですが、この季節の満月の夜は、昼間の子供の汗ばんだ手で握った体温が鉄の遊具にしみこんで、触ると冷たいのに少し暖かいような気がするような光景ですね。
(繪堂晃)
【三次市教育委員会教育長賞】
nkn_photo_ 様
審査員講評
演出から照明、撮影、フィニッシュまで、たいへん素晴らしいと思います。この作品を得るために何をしなくてはならないか、その労力が分かるだけに、撮影しろと言われたら、ボクは少々躊躇してしまいます(いかんいかん)。審査員特別賞(遠藤湖舟)候補の一つでした。
(遠藤湖舟)
【理事長賞】
ziggy_star.kids 様
審査員講評
東の空から「お月様」が昇ってきました。思わず「おー満月!」と口に出してしまいませんか。そしてつい、だれかに「満月が出ているよ」と教えたくなりませんか。
懐かしい場所がたくさんあることで有名な尾道ですが、この満月の風景も人々の心に残っている風景ではないでしょうか。
(繪堂晃)
【館長賞】
h.shh92 様
審査員講評
岐阜城と月の組み合わせは人気ですね。バッチリ決まった作品です。
(遠藤湖舟)
【審査員特別賞】遠藤湖舟
pose0301 様
審査員講評
何よりも早起きご苦労様でした。自然条件にも恵まれた素敵な作品です。最近は明け方の満月を山岳と組み合わせて(例えば富士山やアルプスと)撮影した作品を多く見かけるようになりましたが、こういった低山の情緒もいいなぁと思わせてくれます。
(遠藤湖舟)
【審査員特別賞】繪堂晃
yasuki_photo_ 様
審査員講評
アートと中秋の名月 アート作品の描く二重円と、その上空に光る満月が同じ円形なのに感じがちがうのが面白くて思わずじっと見てしまいます。
満月表面の模様もうまく表現できていますね、花マルの二重丸といったところでしょうか。
(繪堂晃)
<<写真家 遠藤湖舟氏による総評>>
今回からベテランの方の投稿が一気に増えました。撮り慣れている方はカメラも良いものを使っていますし、技術も上等で、やはり「さすが」と思わせるものがあります。
そういった方に対しては、構図や技術の優劣も見ますが、何よりもどこかに「ムムッ」と思わせるものがあるかどうかが重要になります。
「どこかで見たような写真を超えた作品」を見せていただけると嬉しいですし、選考していて楽しいです。スマホだけの方も多いですよね。
デジタルカメラには画質は及びませんが、「へーっ」と思わせる写真を撮るのは、案外デジタルカメラより便利なように思います。
昔(フィルムの時代)「天体写真は月に始まり月に終わる」という話がありました。月は誰でも撮れるのだけれど、実はきちんと撮るのは難しい対象です。
そして、それだけ撮り甲斐がある対象でもあります。日々変化する月を見上げ、写真作品にしていただけたら幸いです。
そして、撮影後は是非、『自慢の満月フォト』に応募してくださいね。