2011.4/7~5/15 京都 細見美術館 琳派・若冲と雅の世界

大阪の実業家・故・細見良(初代古香庵)にはじまる細見家三代の蒐集をもとに設立された細見美術館は、京都・岡崎の平安神宮近くに位置し、古代からの日本美術史を網羅する優品を収蔵することで知られます。特に神道美術、仏教美術を象徴する金工品には重要文化財が多く含まれ、絵巻物や華やかな飾りの文化を表現する工芸品は質・量ともに豊かなものを誇ります。そして何より、細見美術館が注目されているのは、琳派と伊藤若冲という、江戸時代の中でも極めて魅力に富む二大スターの絵画を多く所蔵し、往年からの美術ファン以外の層にも浸透した琳派・若冲ブームに大きな貢献をしてきたからといえるでしょう。

本展覧会では細見美術館の収蔵品から、俵屋宗達から酒井抱一、神坂雪佳に至る琳派の華麗な様式と、若冲のユニークな画風を紹介、続いて細見美術館の根幹を成す仏教美術の優品から平安~鎌倉時代の仏画、古画・古筆の復元模写で知られる田中親美の監修により、様々な分野に渡る美術工芸の技術を駆使して復元された平家納経などを展示、最後に、茶の湯釜の優品である芦屋釜、華麗な源氏絵や能衣装、七宝コレクションから釘隠・引手など、人々の生活に雅な彩りをもたらした名品の数々が出品されます。国内外から高い評価を受ける美術品約70件を一堂に展観できる、貴重な機会となります。

細見美術館ホームページ
https://okayama-kenbi.info/

この後の巡回先

岡山県立美術館
7月15日(金)~8月21日(日)

高知県立美術館
12月25日(日)~2012年2月12日(日)

※出品内容は各館で一部異なることがあります

展示作品・構成

細見美術館の収蔵する日本美術の優品約70件を、以下の構成で展示・紹介します。

  1. 1.華麗なる琳派
  2. 2.若冲の魅惑
  3. 3.祈りの美
  4. 4.王朝の雅と源氏絵
  5. 5.かざりの意匠

出品リストはこちら

会期

平成23年4月7日(木) ~ 5月15日(日)
会期中の休館日 : 4月13日(水)

会場

奥田元宋・小由女美術館 企画展示室1~3

開館時間

9:30 ~ 17:00
4月18日(月)は開館時間を21:00まで延長 

入場料金(常設展+企画展の観覧)

  • 一般 : 1,000(900)円
  • ペアチケット〔一般男女のペアのみ〕 : 1,800円(2名分)
  • 高校・大学生〔学生証の提示が必要〕 : 500(400)円
  • 中学生以下 : 無料

※( )内は20名以上の団体および前売り料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者健康福祉手帳をお持ちの方は観覧料無料

イベントなど

・チャイルドルーム(幼児託児サービス)
5/3(火祝)~5/8(日)
子育て中のお母さん、お父さんにゆったり展覧会を楽しんで
リフレッシュしていただきます。

・学芸員によるギャラリートーク
展示内容を展覧会担当学芸員がご案内いたします。
日時:毎週日曜日 11:00より開始 ※展覧会チケットが必要です。

・茶室「待月庵」呈茶開催
展覧会期中に呈茶サービスを行います(有料)
※日程についてはこちらのページをご参照ください(随時更新)

・満月ロビーコンサート
4/18(月) 美術館ロビーにて14:00~/19:00~の2回公演を予定

・満月エクスプレスパック
4/18(月) 料金5,700円(お一人様)
広島バスセンター⇔美術館往復バスチケット/展覧会チケット/
館内レストランでのディナー(グラスワイン付)/満月ロビーコンサート
ポストカードプレゼント

前売券販売所

【広島県内】
福屋八丁堀本店・駅前店,天満屋アルパーク店・福山店,ひろしま夢ぷらざ,
広島県内の主なゆめタウンとイズミ,
中国自動車道安佐SA(上り)インフォメーション,
山陽自動車道宮島SA(上り)・小谷SA(下り)各インフォメーション
中国新聞社読者広報部,中国新聞各販売所(取り寄せ)

【三次市内】
サングリーン,CCプラザ,市役所東館受付

主催

奥田元宋・小由女美術館 細見美術館 中国新聞社 中国放送

後援

広島テレビ 広島ホームテレビ テレビ新広島 広島エフエム放送
三次ケーブルビジョン 三次市 三次市教育委員会

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