2009.3/6~4/12 近代日本画 美の系譜―大観・春草から元宋・辰雄まで
明治期、日本美術は大きな変革期を迎えます。明治維新による文明開化の波の中、絵画の世界にも西洋化の波が押し寄せました。この状況の中で、日本美術の衰退を危惧したフェノロサと岡倉天心を中心に、新しい日本画の創造の道がさぐられました。中でも、橋本雅邦、横山大観、菱田春草らによる日本美術院の活動はめざましいものがあり、その流れは現在にまで続いています。
日本画の魅力の一つである美人画の上村松園、鏑木清方、伊東深水ら、また、戦後の日本画壇をリードした児玉希望、奥田元宋、髙山辰雄、平山郁夫など、日本を代表する作家の活動も見逃すことはできません。本展では、日本画専門の美術館である水野美術館のコレクション約400点の中から、そのほとんどが広島初公開となる60点の名品を一堂に展示し、近代日本画の流れを紹介します。幅広い魅力を持つ日本画の世界をご堪能ください。
会期
平成21年3月6日(金) ~ 4月12日(日)
期間中の休館日 : 3月11日(水)、4月8日(水)
会場
奥田元宋・小由女美術館 企画展示室1~3
開館時間
10:00 ~ 18:00
3月12日、4月9日は開館時間を延長
入場料金(常設展+企画展の観覧)
- 一般 : 1,100(900)円
- ペアチケット〔一般男女のペアのみ〕 : 1,800円(2名分)
- 高校・大学生〔学生証の提示が必要〕 : 500(400)円
- 中学生以下 : 無料
※( )内は20名以上の団体および前売り料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者健康福祉手帳をお持ちの方は観覧料無料
展示構成
長野県長野市の水野美術館が所蔵する日本画の名品の中から、
- 橋本雅邦、横山大観、下村観山、菱田春草など
日本美術院創設結成に関わった画家の作品 - 上村松園、鏑木清方、伊東深水など
美人画を得意とした画家の作品 - 児玉希望、加山又造、奥田元宋、高山辰雄、平山郁夫など
戦後日本画壇をリードした画家の作品
で構成する合計60点を展示いたします。
会期中のイベント・企画
■ギャラリートーク
3月15日(日) 11:00~
講師:島田康寛氏(立命館大学文学部教授)
※展覧会チケットが必要です
■呈茶
お茶室にて500円で茶菓をお出しします。
■満月ロビーコンサート
3月12日(木)、4月9日(木)
ロビーにて、各日14:00~/19:00~の2回公
■満月エクスプレスパック
3月12日(木)、4月9日(木)
広島市内から美術館直行の往復高速バスが出ます。
■レストラン限定メニュー
展覧会期間中、レストランにて「大観御膳」をご提供いたします。
主催
財団法人奥田元宋・小由女美術館
協賛
賀茂鶴酒造株式会社 https://www.kamotsuru.jp
協力
財団法人水野美術館 https://www.mizuno-museum.jp/
後援
NHK広島放送局 中国放送 広島テレビ 広島ホームテレビ テレビ新広島
広島エフエム放送 三次ケーブルビジョン 三次市 三次市教育委員会
前売券販売所
広島県内
福屋八丁堀本店・駅前店、天満屋アルパーク店・福山店、ひろしま夢プラザ
フジグラン東広島・尾道・三原・高陽・緑井・安芸・ナタリー・神辺
広島県内の主なゆめタウンと一部のイズミ
中国自動車道安佐SA(上り)・山陽自動車道宮島SA(上り)・小谷SA(下り)各インフォメーション
中国新聞社ふれあい読者室、中国新聞各販売所(取り寄せ)
三次市内
サングリーン、CCプラザ、市役所東館受付、奥田元宋・小由女美術館受付