所蔵・展示作品
松韻石嶂 (しょういんせきしょう)


奥田 元宋
1990(平成2)年
176.0cm×221.0cm
豪奢な金地を背景にそびえ立つ岩石の連山の麓には松林が群生し、題名にある「松韻」よろしく、風が吹くたびに枝葉がこすれあう音が、岩山にこだまして反響するかのような情景を描いています。金地の上に暖色系の絵具で描かれた山々は、どこか燃え立つような雰囲気をかもし出しながらも、岩山特有の堂々とした風格を前面に出しているといえます。天に向ってのびゆく岩山の形は、日本のものではなくどこか中国の山容を思わせます。中国の宋元画にあこがれて自ら名乗った雅号「元宋」の由来を自ら強く表現したともいえる作品といえましょう。

〒728-0023 広島県三次市東酒屋町453番地6 TEL:0824-65-0010 FAX:0824-65-0012
Copyright (c) okuda-museum of art. All Rights Reserved.