所蔵・展示作品
寂静 (じゃくじょう)


奥田 元宋
1986(昭和61)年 第18回日展
178.0cm×212.0cm
画題の《寂静》は、涅槃の境地をあらわす仏教用語で「静かな安らぎの境地」の意です。今を盛りと咲き誇る桜の花は「生」、細く枯れかけた枝は「死」を象徴してます。生と死を繋げて描くことで、生命の尊さと不思議さが実感させられるのです。
奥田元宋は風景の中に宗教的寓意を込めた作品を多く制作しています。風景を通して仏教の世界を覗き見る、作家独特の宗教画を象徴する一作です。

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