美術館のふたつのリニューアル

 

 

遊歩道をリニューアルしていただきました。

 

 

 

 この度,本年6月三次中央ロータリークラブ様が美術館周辺をめぐる遊歩道をリニューアルされ,三次市に寄贈されました。
 2006年の当美術館建設時に市が設置した遊歩道も14年以上の年月が経過し,路面状況や周囲も当時の状態から大きく変ってきたため,同クラブの創立30周年事業の一環として美術館南側遊歩道入口から奥田元宋の歌碑までの間,再整備いただきました。整備内容は既存の遊歩道(約60m)と歌碑周囲をウッドチップ舗装し,雨の日でもすべりにくくするとともに,沿道にはエビネランとアジサイを植栽され,歌碑前には石製のベンチを設置いただきました。整備に合わせ周囲の間伐も行っていただき,市民の皆様から公募し決定された遊歩道の愛称「こもれびの小道」にふさわしい景観となりました。美術館としましては多くの来館者の皆様に安らぎと憩いを感じていただけるよう環境保全に努めてまいりますので,みなさまぜひ一度歩いてみてください。

 

 

 

 

 

常設展示室のリニューアルを行いました。

 

 

 本年度,開館15周年目を迎える当美術館は,常設展示室のうち小由女作品を展示している二つの部屋をリニューアルするとともに新たに休憩室に元宋が生前使用していた岩絵具や筆,硯など約200点を展示するコーナーをつくりました。小由女展示室はすべての人形作品をゆとりある空間のケース内に展示するため,ガラスケースの全面リニューアルを行い,より小由女作品の魅力を引き出す展示を行っています。大小二つの部屋も明るい色調の壁面とし,作品をより魅力的に鑑賞できる環境を整えました。また,元宋コーナーは2つの休憩室のうち1室の壁面を利用することにより生前の元宋のアトリエの雰囲気の一部を再現しました。元宋が日本画を制作した当時の空気を身近に感じていただけると思いますし,実物展示している岩絵具や画材により「元宋の赤」と呼ばれる色彩の根源を垣間見ることができます。また,この休憩室からは遊歩道に設置している「元宋の歌碑」も眺めることができますので,ぜひ美しい山々に囲まれた静寂な雰囲気の中で,じっくりと芸術作品にふれてみてください。

 

 

 

広島県三次市東酒屋町10453番地6 (TEL) 0824-65-0010