職員のつぶやき(遊歩道について)

 

 

緑がまぶしい季節ですね(2014年6月現在の光景について)。

 

奥田元宋・小由女美術館の敷地内には、そんな緑を大いに堪能できる
遊歩道を整備しています。

美術館のメインエントランス。左の通路から館内に入場できます。
通路に入らず奥(緑色の矢印の方向)へ進むと遊歩道に入ります。

 

遊歩道の入り口には「奥田元宋歌碑」の文字看板。
その奥の看板は「足下がすべりやすいのでご注意ください。」
雨の降っている時や雨上がりの時などはお気をつけてお進みください。

 

毎年6月頃は、紫陽花の花が見頃を迎えます。

 

奥田元宋の歌碑がある広場です。ここでひと息つきましょう。

 

奥田元宋は戦時中、吉舎町に疎開していた頃に
地元の医師の方から歌会に誘われたことがきっかけとなり
短歌を作るようになったそうです。
「私には趣味と呼べるものがない」と言い切っていた元宋が
絵画以外に興味をもって取り組んでいた創作活動のひとつです。

この歌碑に記されているのは

彩れる 秋うつさむと 山峡に 木葉しぐれの 音をきき居り

1981年の宮中歌会始で召人を務めた時の歌です。

 

歌碑の広場の先には相変わらず遊歩道が続きます。

散歩道というよりは、森林の奥へ進むような雰囲気になっていきます。

 

くだりの後は、すぐのぼり。
日頃の運動不足の解消効果が期待できる美術館、とか言ってもいいのでしょうか。

 

通路のほかは、一部に原生林的な風景が広がっています。
「自然と芸術との共鳴」を目指すと謳う美術館の本気度?がここにあります。

 

遊歩道の終点。やっとたどり着きました。
階段で頂上まであがると、美術館の屋上庭園へ出ます。

 

ようやく屋上庭園に足を踏み入れた時にはすっかり日が暮れていました。
※大げさです

上の画面外右方向に、美術館ロビーへの入り口があります。
屋内へはこちらからご入場ください。

 

ご案内したコースとは逆方向からも散歩することができます。

季節ごとにいろいろな表情をみせる遊歩道も、美術館の見どころのひとつです。