草乃しずか 日本刺繍展 煌く絹糸の旋律
紀元前の頃から世界各地で民俗文化として根付いてきた刺繍は、日本においても伝統工芸として、またデザイン、ファッション、手芸の一分野として広く親しまれており、絢爛かつ洗練されたその世界は、国際的にも注目を集めています。
フランス刺繍と日本刺繍を学んだ草乃しずかは、和装具をはじめ屏風、タペストリーなどの刺繍作品を制作し、また古い着物や古裂などに刺繍を施し新たな生命を吹き込むなど、刺繍の楽しみ方を広く普及させてきました。本展覧会では伝統的な文様から現代的なデザインまで、広い「アートとしての日本刺繍」をテーマに、その普及に努める草乃しずかの多彩な作品と共に、103歳で亡くなった母・三星静子の作品を加え、約220点を展示します。
作品図版:振袖《未来への飛翔》(部分)
プロフィール
石川県生まれ。
結婚後、フランス刺繍を学び、1972年より日本刺繍作家の丹羽正明氏に師事。
「アトリエ草乃しずか」を創設、作家活動を始める。
1979年に初個展。
「桜浪漫」「源氏物語」など、日本の美を追求した個展をたびたび開催している。
主な作品
会期
2021年1月2日(土)~2月28日(日)
※会期中の休館日 : 毎週水曜日(試行)
会場
奥田元宋・小由女美術館 企画展示室
開館時間
9:30 ~ 17:00 ※入場は閉館時間の30分前まで
入場料金
- 一般 : 1,000(900)円
- ペアチケット〔一般男女のペアのみ〕 : 1,800円(2名分)
- 高校・大学生 : 500(400)円
- 中学生以下 : 無料
※( )内は20名以上の団体料金および前売料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者健康福祉手帳をお持ちの方は観覧料無料
会期中、和装(着物)でご来館の方は当日料金から200円引きで本展にご入場いただけます。ペアチケット、団体料金ならびに他の割引との併用はできません。
前売券販売所
広島県内
福屋八丁堀本店・広島駅前店 / ひろしま夢ぷらざ /中国新聞社読者広報部 / 中国新聞各販売所(取り寄せ)
三次市内
サングリーン / CCプラザ
※一部の販売箇所では販売期間が異なる場合がございます。
主催
奥田元宋・小由女美術館、中国放送、中国新聞社
後援
広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送,
FMちゅーピー6MHz、エフエムふくやま、尾道エフエム放送,
FM東広島89.7MHz、三次ケーブルビジョン、三次市、三次市教育委員会
企画制作
NHKサービスセンター
企画協力
アトリエ草乃しずか、大和書房